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反田恭平より「新レーベルNOVA Recordへの思い」
株式会社イープラス代表取締役会長・橋本行秀コメント

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反田恭平より「新レーベルNOVA Recordへの思い」

Photo:池上夢貢

クラシック音楽の演奏家は何故自らCDを制作しないのだろうーー。 ある時、ふとそう思ったんです。

僕にとって音楽家の理想像はモーツァルト やベートーヴェンの時代の音楽家。彼らは、 まず曲を書き、次にどこで演奏するか 自分でロケーションして演奏会を企画し、 資金を集め、初演して…と一人で全部やって いました。
ところが現代になると、 そうしたことは幸いにも、専門の事務所や 会社にすべてお任せしていればよく、 演奏家はただ弾くことに専念していればいい。

でも、僕はそれで満足しているタイプではなかった。例えば一つの 演奏会を開催するために、いつホールを借りて、どういうチラシを作って、 いくらお金がかかって…といったことが、デビュー以来ずっと気になっていました。 そうした舞台裏の全部を演奏家の立場でも知っておくべきではないかと。 僕の将来の夢というか、人生の目標は音楽学校を立ち上げることなのですが、その機会が25年後くらいに訪れるにせよ、そのための経営の勉強を今から実地でしておきたいとも思っていました。そこでまず設立したのが、自分の会社(株式会社NEXUS)でした。

ところで僕が音楽家になったそもそもの動機は「指揮者になりたい」と思ったことでした。その夢を実現するために自分でオーケストラを創ろうと。そこで日本の若きトップソリストばかりを集めたMLMダブルカルテットから発展させたMLMナショナル管弦楽団を僕がプロデュースし、運営をNEXUSが手掛けることになりました。その演奏に関わるうちに思ったのが「演奏家は何故自らCDを制作しないのだろう」という疑問でした。そこから、演奏家たちの主導で音源を制作するクラシック音楽のレーベルがあってもいいじゃないか、という思いに至ったのです。こうして「NOVA Record」のアイデアが生まれました。

そこで、これまでも色々とお世話になってきた株式会社イープラスの橋本会長にその話をすると、「やるなら反田が中心にあるべきだ」と仰っていただき、新レーベルの設立・運営をサポートしてくださることになりました。

すべては僕の思い付きから始まったことですが、その思い付きを具現化するにはどうすればいいのかと考えることこそが重要で、そこは僕なりにも今日までしっかりと考えてきたつもりです。モーツァルトやベートーヴェンたちのようなセルフプロデュースの一環として、「NOVA Record」という独自のスタイルで現代のクラシック音楽界に一石を投じたい。この新しい試みに、ぜひ皆さまよりご理解とお力添えをいただければ幸いです。
NOVA Record 代表 反田恭平
株式会社イープラス代表取締役会長・橋本行秀 
「イープラスは何故、NOVA Recordをサポートするのか」
反田恭平さんの新たなレーベル「NOVA Record」をイープラスが反田さんと設立に至った経緯をお話しします。

インターネットが普及して約20年近くになりますがその発展に伴い、様々な業態に変革をもたらしてきました。

エンタメ業界も大きな変革期を迎えています。それはスマホの出現により更に加速されているのですが、
端的に言うとアーティストと顧客との距離がどんどん短くなっているということだと思います。

それはアーティストサイドから見れば自ら制作し、 配信し、プロモーションできる時代に入ってきていて、 いわゆる「セルフプロデュース」の時代が到来しようとしています。

我々本業のプレイガイドの立場で言えば、ライブ業界は右肩上がりで伸びていますが、人気のコンテンツを 持っている事務所やアーティストは、電子チケット等の登場により顧客に直接売る傾向が強くなってきています。 これはインターネットの本質の一つであると我々は考えます。

その意味でプレイガイドも変革、対応を迫られています。単にディストリビューターとしてだけ生きるのではなく、興行を自ら企画制作すること。また、セルフプロデュース能力に優れたアーティストのCD制作やディストリビューション、プロモーションのサポートもおこなってまいります。そうしたことをまずクラシック音楽の世界で実践し、その市場に新たな活気を巻き起こせないだろうかと考えました。一時期“360度展開”とよく言われましたが、今後まさに本格化するように思います。

自主興行企画については、すでに、渋谷の LIVING ROOM CAFE で毎週行われている「サンデー・ブランチ・クラシック」で新進気鋭の若手アーティストを発掘。
昨年秋より赤レンガ特設会場で始めた都心で唯一のクラシック野外フェス 通称「スタクラフェス」を企画制作しております。

一方、反田恭平さんですが、彼は優れたピアニストであることにとどまらず、「MLMナショナル管弦楽団」のプロデュースをはじめ、また「スタクラフェス」では合唱曲を作曲、指揮するなど多彩なプロデュース能力を発揮しています。そんな彼の「セルフプロデュース力」を高く評価し「NOVA Record」の共同設立に至りました。

イープラスは反田恭平さんの「NOVA Record」を全力でサポートしてまいります。
株式会社イープラス代表取締役会長 橋本行秀